1、概要
Mastersizer 3000 Eは、コスト効率に優れたエントリーレベルの粒度分析システムであり、必要に応じてアップグレードすることができます。次の2つの異なるパフォーマンスレベルを提供します。
Mastersizer 3000 Eベーシック
・粒度範囲:0.1〜1000µm
・手動分散装置のみ
・アップデートパッケージと脆弱性パッチパッケージのみを含む基本ソフトウェア
・Mastersizer 3000 E拡張への随時アップグレードオプション
Mastersizer 3000 E拡張タイプ
・湿サンプル自動分散装置のサポート
・Mastersizer 3000が提供するすべての高度なソフトウェア機能(アップデートパッケージ、脆弱性パッチパッケージ、アップグレードパッケージを含む)
2、動作原理
Mastersizer 3000 Eはレーザー回折技術を用いて粒径を測定した。レーザビームが分散粒子試料を通過するとき、散乱光の強度を測定することにより粒度測定を完了する。その後、データは、散乱スペクトルを形成する粒度を分析計算するために使用される。
典型的なシステムは、3つの主要な構成要素で構成されています。
·光学プラットフォーム−分散試料は、粒子にレーザビームを照射する光学プラットフォームの測定領域を通過する。その後、一連の検出器は、サンプル粒子による散乱光強度をかなり広い角度範囲で正確に測定した。
·サンプル分散装置(付属品)。サンプル分散は一連の乾湿法分散装置によって制御される。粒子が適切な濃度及び適切で安定な分散状態で光学プラットフォームの測定領域に搬送されることを保証する。
·機器ソフトウェア:Mastersizer 3000 Eソフトウェアは測定中にシステムを制御し、散乱データを分析して粒度分布を計算する。
3、技術指標
4、応用分野
電池業界(粒度、レオロジー特性)、コロイド研究(ヒアルロン酸)、生物;工業ナノ材料の研究食品業界、塗料業界、機器製造業、製薬業界(タンパク質、ナノ金)など。