1、動作原理
圧縮空気はノズルを介して超音速気流に加速された後、粉砕ゾーンに流入し、材料を流動化させる(気流膨張は流動化床の懸濁沸騰を呈して互いに衝突する)ため、各粒子は同じ運動状態を有する。粉砕ゾーンでは、加速された粒子が各ノズルの交差点で互いに衝突粉砕され、粉砕された物質は上昇気流により分級ゾーンに輸送され、高速回転する分級車により粒度に達した微粉が選別され、粒度要求に達していない粗粉は粉砕ゾーンに戻って粉砕を続けた。合格細粉は気流に従ってサイクロン捕集器に入って収集され、含塵ガスは集塵器で濾過浄化された後、大気に排出される。
2、性能特徴
MQW対噴霧気流粉砕分級機はドイツの新技術を導入し、長年の技術経験を蓄積し、設備の総合性能はすでにドイツと日本が輸入した同等の型番に等しい、
●モース硬度10以下の各種粉末の粉砕、分散解重合、球状化整形などに適している、
●粉砕後の材料の細さは2 ~ 75μmの間で調整でき、一部の材料D 50の値は0.8μmに達することができる、
●その特殊な無媒体対噴霧粉砕のため、特に高純度材料の超微細粉砕に適している、
●粉砕中に熱の発生がなく、感熱性物質の粉砕効果が非常に優れている、
●耐摩耗防護:設備内部及び分級車は多種の耐摩耗防護材料、例えばアルミナ、ジルコニア、有機材料、
●環境保護及び自動化設計、システム密閉運転で粉塵外漏れがなく、タッチパネル及びPLC自動監視装置を選択可能、
●多目的設計:気流分級機、万用粉砕機などと直列に使用でき、粉体の粒度要求をよりよく満たすことができる、
●防爆設計:窒素ガス保護循環技術、酸化しやすい危険材料の連続安定運転を確保する、
応用分野:医薬、鉱物、顔料塗料、化粧、リン酸塩、難燃剤、白炭黒、活性炭、樹脂など、
パラメータ/仕様 | MQW03 | MQW06 | MQW10 | MQW20 | MQW40 | MQW60 | MQW120 | MQW160 |
供給粒度mm | ≤3 | <3 | <3 | <3 | <3 | <3 | <3 | <3 |
製品粒径d 97:um | 2~75 | 275 | 2~75 |
2~75 |
2~75 |
3~7 | 3~75 |
4~75 |
生産能力kg/h | 0.5~10 | 10~80 | 30~200 | 100~500 | 200~1200 | 300~1500 | 600~4000 | 1000~5000 |
空気消費量m 3/min | 3 | 6 | 10 | 20 | 40 | 60 | 120 | 120 |
空気圧Mpa | 0.8~1.0 | |||||||
組立電力kw | 20 | 45 | 65 | 145 | 280 | 350 | 800 | 1150 |