製品の概要
DL 2010型総鉄自動オンラインアナライザは、先進的な逐次注入技術と光度法技術を組み合わせて水体中の酸化分解後の総鉄濃度を検出する。この装置はリアルタイム、迅速、正確な水中総鉄の含有量の分析を実現でき、汚染源排出口総窒素のオンライン高速モニタリング、河川湖水体、水道工場と飲用水源地総鉄のオンラインモニタリングに使用できる。
動作原理
DL 2010全鉄オンラインアナライザは、o−フェナントロリン分光光度法を用いて全鉄を測定した。すなわち、高温高圧下では、水試料中の高価な鉄化合物は塩酸ヒドロキシルアミンによって分解還元されて鉄イオンになり、酸性条件下で鉄イオンとo−フェナントロリンとの錯体反応が発生して赤紫色錯体が生成され、一定濃度範囲内では、系吸光度は鉄イオン濃度に比例し、すなわち分光光度法に基づいて水試料中の鉄全体の含有量を測定することができる。システムはプログラマブルコントローラ(PLC)で制御し、自動分析を実現し、比較的正確な検出結果を得る。
技術パラメータ
プロジェクト |
技術指標 |
解析方法 |
フェナントロリン分光光度法 |
測定範囲 |
0~10mg/L (必要に応じて調整可能) |
せいど |
±8% |
せいみつど |
3% |
ゼロドリフト |
±4% |
レンジドリフト |
±5% |
けんしゅつげんかい |
0.05mg/L |
最短測定周期 |
25min |