設備の小型化を実現！最大48個のサンプルを連続して検出できます！
JTD-505 IIで好評だったキュリーポイント式急速加熱方法を維持し、設備の小型化に成功した。機器の小型化に伴い、機器の取外しが容易になり、設置スペースがより豊かになる。

一方、設備はJTD-505 IIの特徴を継続し、直接電子部品と高分子サンプルを入れて分析できるPAT管を採用し、室内ガスと浄室ガスなどのガス分析、環境などの微量分析及び電子製品のガス発生などの熱分解装置を完成することができる。

また、本装置はPAT焼灼装置及び各種脱気収集装置などの周辺製品と併用することができ、すべての揮発成分の分析を完了することができる。

主な特徴

1.1〜15＋α＝最大48サンプル中の任意の数のサンプルを一度に設定でき、TD-GC/MSとの併用による無人運転を実現できる。
PAT注入器には、1回に最大15個のPAT管を装着することができるが、プログラム設定により1回に最大48回の試験連続分析を実現することができる。例えば、同一PATの反復分析、PAT途中挿入置換など最大48個のサンプル分析を行う。
＜効果的な解析事例＞
1）サンプル間の汚染が除去されているかどうかを確認するために、任意にブランク試験を行う必要がある。
2）1つのサンプルに対して、多種の脱着温度連続分析を行う必要がある。
2.低沸点成分から高沸点成分までの広範囲の高感度分析を実現することができる。
3.独自のキュリー点式加熱方式を採用することで、より明確なスペクトル図を得ることができる。
4.業界最大のPAT管（サンプル管）を採用し、大量の大気サンプルを捕集することができる
5.業界最大のPAT管（試料管）を採用しているため、小試料及び粒子状材料を直接試料管に入れて揮発性成分の分析を行うことができる。（内容積：10 ml、内径12 mm。高さ50 mm以内）
6.設備はサンプルを直接導入する際に非常に有効な分離モードを搭載しており、サンプルまたは粒子状材料を直接加熱して揮発ガス分析を行う際に有効な方法と併用することができる。
（サンプルから持続的に発生するガスを除去するために、次のサンプルに残存メモリピークがないように、きれいな空白のサンプルチューブで置き換えることができます）
7.二段分流方式を採用し、脱気量の大きいサンプルでもクロマトグラフィーを導入して分析することができ、汚染クロマトグラフィーの心配がない。
8.分析条件をファイル化して保存し、高反復性の分析を実現することができる。16個の分析条件を分類保存でき、任意に設定を呼び出すことができる。
9.液体窒素流量計により液体窒素の使用量を知ることができる。
10.最近の48個の分析結果を分類保存することができ、結果比較を容易にすることができる。
11.国内外を問わず、どのようなGC、GC/MSを搭載しても使用できます。

技術パラメータ